そもそも屋根工事って?

そもそも屋根工事って?

 

屋根工事業ってなかなか耳にしないと思います。私も聞いたときは?って感じでした。

そんな屋根工事業の紹介です。

屋根工事業とはその名の通りですが、瓦、スレート、金属薄板等により、屋根をふく工事業種です。ところで屋根を「ふく」とはどういう意味でしょうか?屋根をふくの「ふく」は、感じでは「葺く」と書き、瓦や板などで屋根をおおうことを意味しています。工事を行う場所は「屋根」と限定されますが、屋根をふく際の材料は様々あります。屋根の材料となるものを屋根材と呼びますが、これは大きく4種類に分類されます。それは粘土系、セメント系、スレート系、金属系となります。その中でも粘土系ならば釉(ケイ酸塩化合物が焼成されたガラス質の素材)を使っているかどうかで釉系と無釉系に区分されたり、セメント系もセメントの割合でプレスセメント瓦とコンクリート瓦に区分されます。それぞれ特徴や質感が異なるので、屋根工事業に従事する職人さんや建設業者さんは、用途に合わせて素材や工法を使い分けることになります。また近年話題になっていた太陽光発電パネルについて、屋根と一体型のものを設置する場合も屋根工事業の許可が必要となります。

屋根工事の特徴について
屋根工事が屋根材によって区分されることは先ほど述べましたが、屋根材によって屋根自体の性能だけでなく、建物構造や屋内の間取りにも影響する場合があります。というのも、屋根材によって、屋根の勾配に最低限度が設定されているからです。これは屋根の素材によって工法が異なるため、勾配の緩急を設定することで、最低限の防水性能を担保しなければならないためです。また勾配が急になったり、複雑になるほどに、工事費が上がってくるのも特徴と言えるでしょう。例えばもっともよく見られる2方向へ傾斜がある凸型の屋根を切妻屋根と呼びますが、頂部から4方向に傾斜がある寄頭屋根の方が、費用がかさみます。

いかがでしたでしょうか?今回は簡単ですが屋根工事業の紹介でした!