第1回 医療保険に入ったほうがいいの?

第1回 医療保険に入ったほうがいいの?

公益財団法人生命保険文化センターの「平成30年度生命保険に関する全国実態調査」によると、日本国内の医療保険の加入率は88.5%。

多くの方が加入されている医療保険とは、簡単にいえば、病気やケガをしてしまったときに入院・手術・生活などに必要な給付金を得られる保険のこと。
主契約にプラスαの特約(※)を付ければ、高度な治療やケガ・病気で仕事ができなくなったときの収入の保障を得ることもできます。
※特約・・・主の契約のオプションとしてプラスαで付けられる保障・サービス。



早速、医療保険に加入していないと後悔する4つのパターンを紹介します!

パターン1. 入院時の治療費の負担がきつい
医療保険に加入する大きな目的は、ケガや入院の際にかかるお金の保障を受けることです。
医療保険に入っていない場合は、入院や手術に関連してかかる以下の3つの費用を全額負担になります。
・入院基本料
入院時に必ず発生する費用のこと。
具体的な金額は、入院する病院や病気の種類などによって異なりますが、平均的な一日あたりの自己負担額は5,661円だそうです。
※出典元:住友生命 https://www.sumitomolife.co.jp/lineup/mirailabo/data/nyuuin.html
・食事代
病院で出される3食の食事代については、全国一律で1日1,380円かかります。
※出典元:厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000117203.html
・差額ベッド代
入院したときに個室や少人数部屋を希望すると、公的保険が適用されず全額が自己負担となり、一日平均6,188円かかります。
「少人数部屋でなくても大丈夫」と考える方もいますが、他の患者の方と同部屋になることは大きなストレスにも・・・
実際に、入院患者全体の73%が差額ベッド代の発生する個室・少人数部屋を希望しています。
※出典元:中央社会保険医療協議会(第337回)の資料「主な選定療養に係る報告状況」



その他にも、家族の食費・生活費もみないといけませんね・・・。
ざっと計算しても、入院中には少なくとも1日あたり13,000~15,000円程度の費用が必要ということになりますね。